ギヤ焼入焼戻設備

代表的な装置は、自動変速機(AT)や無段変速機(CVT)などのトランスミッションを構成するギヤ部品の焼入装置です。近年、環境や省エネなどの観点から浸炭・窒化処理から高周波熱処理を採用されるお客様が増えています。当社最新技術の一つである二波合成加熱システムにより、ギヤの輪郭に沿った硬化層を得ることにより、ギヤ部の熱変形を軽減させることが可能です。二波合成周波数による全周移動焼入など、さまざまな熱処理対応ができます。

なお、本熱処理技術は、ピニオンギヤやウォームギヤなどにも適用できます。