ご挨拶

「優れた製品を社会に提供し、社会に貢献する」

経営理念の一番に掲げられているこの言葉が、DKKグループのあり方と、将来目指すべき姿を明確に表しているものと考えております。

当社グループは、現代社会に欠かすことのできない電波を利用した通信において、各種アンテナの製造、それらを取り付ける鉄塔の製作、さらには通信施設の建設工事に至るまで一貫して手掛ける「電気通信部門」と、鉄の強化に使われる誘導加熱技術を利用して、主として自動車部品の強化のための設備を扱う「高周波部門」の2つの事業を柱として事業展開を行っております。

1950年(昭和25年)の創業以来、当社グループは常に「社業を通じて社会に貢献すること」を目指し、70余年にわたりそのDNAが受け継がれてきたものと自負しております。

そして現在、中長期経営戦略で掲げている3つの経営戦略「新規事業の創出」「既存事業の更なる拡大」「経営基盤の強化」によって、当社グループのありたい姿「未来の当たり前をつくる企業(Pioneering the future)」を目指しております。

技術進歩が著しい現代において、社会課題の解決のために私どもがお役に立てる局面は数多く存在しています。あらゆるモノが通信ネットワークを介してつながるIoT社会に欠かすことのできない5Gやローカル5Gなどの通信ソリューションサービス、電気自動車に代表される次世代モビリティへの対応、当社の持つ技術を応用した新たな用途の開拓による事業範囲の拡大など、さらなる社会貢献を実現するため取り組んでまいります。そのためにも、しっかりと足元を固め、他社との連携も含めて能動的に事業を推進する必要があると考えております。

また、持続可能な社会の実現に向けて、当社グループとしてサステナビリティ基本方針を定めております。社員の皆さんが働きやすい職場風土の醸成、コーポレートガバナンスの強化、社会インフラ整備への貢献、環境経営の推進、新規事業の創出といった重要課題(マテリアリティ)に対して、その成果を評価する指標(KPI)を設定し、確実に推進を図っていくことで、当社グループを取り巻くステークホルダーの皆様にご満足いただける企業であることを目指してまいります。

当社グループは変革を続けます。社会に貢献する企業であるという基本を忘れず、同時にガバナンスの改革や新規事業の開拓によるさらなる成長の実現に全力を尽くします。変革し続ける、これからのDKKにご期待ください。

経営理念

  • 優れた製品を社会に提供し、社会に貢献する。
  • 時代のニーズを先取りし、失敗を恐れぬチャレンジ精神の溢れた前向きの企業たることを期す。
  • 絶えず生産性の向上に務め、常に適正な利益を確保する。
  • 一社一家、グループ一家の和の精神をもって発展成長し、社員の生活向上に務める。