研究開発

研究開発

市場のニーズを先取りし、常に次の世代を見据えた研究開発に取り組んでいます。研究開発に当たっては、顧客や学術機関と連携して取り組むこともあります。その一部をご紹介します。


LTE-Advanced

LTE(Long Term Evolution)との互換性を保ちながら、仕様上の最大速度は1Gbit/sの高速通信を実現するシステムであり、国際標準化団体により標準化されました。当社においても、LTE-Advancedに対応可能な製品の開発を着実に進め、順次リリースしています。

MIMO(Multiple Input Multiple Output)

MIMOとは送受信アンテナに複数のアンテナを用いることにより、データ伝送速度を向上させる無線技術です。アンテナ数に応じた複数の信号を同時に送信し、多重化された信号を受信側で分離することにより、一度により多くの情報を通信することが可能となります。当社においてもアンテナ・システムの開発から実証実験まで、研究開発を推進しています。

第5世代移動通信システム(5G)

2020年以降の実現を目指している次世代の移動通信システムです。IMT-Advancedの1,000倍以上のシステム容量、10Gbit/s以上のスループットなど、高い要求条件があります。当社は、高い周波数帯への対応や新しいアンテナシステムの検討など、第5世代移動通信システム(5G)に向けた研究開発を推進しています。


所有権

当社では電気通信事業の核となる高次元な技術のみ工業所有権として保有しています。

工業所有権出願・登録件数(2022年3月31日現在)

出願中出願小計登録登録小計合計(件数)
国内国外国内国外
特許184228912101123
実用新案0002022
意匠0001001010
商標0001001010
小計1842211112123145

公的研究費の管理体制について

1.責任体制

当社は、以下の責任体制のもと、公的研究費の適正な運営・管理を行います。
「不正防止対策の基本方針」は下記リンクよりご確認いただけます。

最高管理責任者研究倫理の向上及び不正行為の防止等に関し、会社全体を統括する権限と責任を有する者として、公正な研究活動を推進するために適切な措置を講じます。
統括管理責任者研究開発における研究倫理の向上及び不正行為の防止等に関する責任者として、公正な研究活動を推進するための適切な措置を講じます。
コンプライアンス推進責任者公的研究費を用いた研究を実施する部門に所属する研究者等に対し、研究者倫理に関する教育を定期的に行います。

2.公的研究費に関するお問い合わせ・相談・通報窓口

公的研究費に関するお問い合わせやご相談、公的研究費の不正使用および研究活動における不正行為等に係る通報窓口を設置しています。下記通報窓口へ電話、電子メール・書面で通報してください。匿名による通報でも結構です。
通報された方に対する不利益な取り扱いが行われないことを保証いたしますので、安心して通報してください。

〔通報窓口〕
日本公益通報サービス株式会社

【Eメール】 denkou-Soudan_#_jwbs.co.jp(24時間365日受付、2~3営業日以内に対応)
メール送付の際は[ _#_ ]の部分を@に変更してください。

【電  話】 0120-54-7214 (受付時間 月~金 10:00~17:00 / 土日祝・年末年始休み)