川越工場では遠隔集中管理により、安定した生産管理が可能な「溶融亜鉛めっき加工設備」を導入しております。この設備によって、川越工場は、鋼構造物の設計製作から、溶融亜鉛めっきまでの一環システムが構築され、高い品質と工程管理の徹底を実現させています。
溶融亜鉛めっき工場は、「JIS H 8641溶融亜鉛めっき」 のJIS認証を取得しています。
溶融亜鉛めっきの特性
溶融亜鉛めっきは、防食性能に優れ、もっとも経済的であるとして広い分野で採用されております。
耐食性にすぐれています。
溶融亜鉛めっきは、表面に緻密な保護皮膜を生成し、これが強力な保護皮膜となり鉄をさびから護ります。
溶融亜鉛めっき表面にキズが生じた場合、周囲の亜鉛が陽イオンとなり鉄の腐食を抑制し、電気化学的に 保護する犠牲防食作用により、鉄をさびから護ります。
密着性にすぐれています。
溶融亜鉛めっきは、鉄と亜鉛の合金層を形成するため密着性にすぐれています。
⻑寿命化が可能です。
溶融亜鉛めっきは、⻑期の防食性にすぐれ塗装などの他の防錆処理と比較し、⻑寿命化が可能で経済的です。
隅々まで均一に表面処理ができます。
溶融亜鉛めっきは、鋼管の内面など目に見えない部分や 手の届かないところでも外面と同じように表面処理ができます。
亜鉛めっきの加工工程
めっき槽の大きさ
当社の溶融亜鉛めっき槽は、全国でも有数の大きさを誇ります。
環境設備
公害防止設備を設置し、環境に配慮した工場を維持・運営しています。
詳細は、関連会社「(株)デンコー」のHPからもご覧になれます。