電気興業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:近藤忠登史)は、2025年8月27日(水)・28日(木)に岡崎中央総合公園 総合体育館(愛知県岡崎市)で開催される「第9回 ものづくり岡崎フェア2025」に、当社『東海熱処理研究センター(岡崎事業所)』として出展いたします。
本フェアは、岡崎商工会議所・岡崎市・岡崎ものづくり推進協議会が主催し、地域を代表する製造業の魅力と先端技術を発信し、企業間交流や新たなビジネスチャンスの創出を目的とした展示会です。会場では、DX・脱炭素・環境、省人化、生産性向上など、ものづくりの未来を拓く多彩な技術や製品が一堂に会します。
当社ブースでは、高周波誘導加熱技術を基盤とした、試作・受託加工から装置販売・保守まで一気通貫で支援する最新ソリューションをパネルにてご紹介します。主な展示は以下のとおりです。
・2電源対応竪型焼入試験設備
上下センター双方にワーク回転用サーボモーターを備えた両ドライブ仕様の高周波誘導加熱設備。全長850mm/外径φ50mmまで対応し、上下2か所の歪押さえ機構で段取り性を向上。上センター非使用・治具変更で、EV部品の内径スプライン焼入れにも対応(焼入れ周波数400kHz・300kHz)。
・省スペースCVJ試験設備
TJ/BJ/DOJ等のCVJ部品に対応。横幅を従来比38%削減しつつ、自動搬送機能や溝焼入れ・移動焼入れ・一発焼入れの各モードを実装。トリポッド形状にも投入位相決めで対応。接続発振機はPTG型,400kW/3,6,10,20,30,50kHz)で多品種試作をカバー。
・ラック歪矯正試験装置
「背面焼入れ→歯面焼入れ」の2工程を全周焼入れ1工程に集約。加熱中に前後左右へ任意押圧して歪を制御・矯正でき、押し力値のセンシングも可能。ワーク移動焼入れ装置としてシャフト/軸物試作にも活用。
・新型TRSW型発振機
受電12パルス化により受電容量を定格電力の1.1倍に拡大(従来比改善)、SiC-MOSFET採用で変換効率向上・電力5%削減。高周波出力応答立上げ15msでCTG比40%・TG3比95%短縮。400V受電で出力可能電圧上限を500Vへ拡大し多品種追従性を強化。
・キャリアヒータ焼戻機
トンネル式炉体コイル+直線コイルの連続加熱で均一加熱を実現。電気炉同等の焼き戻し品質を省エネルギー・省スペース・短処理時間で達成し、ライン組込みに適合。
・3Dプリンタ造形モデル
3Dプリンターを使用して誘導加熱装置用インダクターの銅製造形モデルを製作。設計初期から量産検討まで、高精度なモデルで検証スピードを高めます。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
【開催概要】
名 称 :第9回 ものづくり岡崎フェア2025
会 期 :2025年8月27日(水)10:00~17:00/8月28日(木)10:00~16:00
会 場 :岡崎中央総合公園 総合体育館(愛知県岡崎市高隆寺町峠1番地)
当社ブース :B-37
主 催 :岡崎商工会議所、岡崎市、岡崎ものづくり推進協議会
入 場 料 :無料(事前登録推奨)
公式サイト :https://www.okamono.com/
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【お問い合わせ先】
電気興業株式会社 経営企画部 経営企画課
Tel | 03-3520-8322 |
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Website | https://denkikogyo.co.jp/ |