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防衛省より令和5年度「潜水艦放送系送信設備に関する基本設計」業務を受注

電気興業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:近藤忠登史)は、10月に海上自衛隊補給本部より、令和5年度「潜水艦放送系送信設備に関する基本設計」業務を受注いたしました。
運用開始から約30年が経過している「えびの送信所※1」(宮崎県えびの市)の老朽化に伴い、代替となる潜水艦放送系(VLF※2)送信設備の新設に向けて令和5年度より基本設計が開始されます。

「えびの送信所」は、東京ドーム55個分の敷地面積を有する、国内でも他に例をみない大規模空中線施設で、平成3年度に運用が開始されました。
当社は、同送信所の設計及び建設において主要な役割を果たしており、同送信所の維持管理、保守整備などについても今日まで継続して業務を受託してきたことから、潜水艦放送系超長波(VLF)送信設備において国内随一の知見と実績を有しております。
今回の受注は基本設計業務ではありますが、長年の実績から培った固有の知識・経験・技術力を活かし、今後予想される各種関連事業にも積極的に関与し、潜水艦放送系送信設備の新設に向けて最大限貢献できるよう取り組んでまいります。

※1:海上自衛隊が運用している対潜水艦向け放送設備
※2:VLF: Very Long Frequency(超長波)

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