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DKK、NTTドコモ5G商用サービス向け無線装置 納入開始

電気興業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:近藤忠登史、以下 DKK)は、このたび株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)に5G商用サービス向け無線装置の納入を開始しました。

■装置の特徴

ドコモの構築する商用5Gサービス向けにDKKが開発した無線装置は、O-RANフロントホール仕様(※1)に準拠した3.4GHz帯マクロセル(※2)用の無線装置で小型・軽量化、低消費電力化を実現しています。本装置は基地局アンテナに併設され、基地局制御装置との通信を担うフロントホールのインタフェースにO-RANフロントホール仕様を採用しています。

これにより、DKKの無線装置は O-RAN 仕様に準拠する異なるベンダーの基地局制御装置との接続が可能となり、特定のベンダーの機器に制限を受けない柔軟なネットワーク構築が実現できます。                                    

5G商用サービス向け無線装置

■今後の展望

DKKはこれまでドコモへ主に基地局アンテナを提供してまいりましたが、本装置はDKKとして初の無線装置出荷となります。今回の実績を基に2019年に設立したワイヤレス研究所における研究開発の成果を活かし、無線装置市場へ本格参入していきたいと考えています。今後も長年培ってきたアンテナの知見と統合して多様なニーズに対応した装置を開発していき、ドコモの5Gサービスに貢献できるよう取り組んでまいります。

■株式会社NTTドコモ 無線アクセス開発部長 増田昌史氏のコメント

ドコモは、5Gの発展に向けて、O-RAN仕様に準拠したマルチベンダ対応の無線装置の導入を推進しています。電気興業が開発したO-RAN仕様対応の無線装置を導入することで、ドコモとして柔軟な5Gエリアの拡大が可能となりました。今回の取り組みを通じてオープンRANのエコシステムがさらに拡大していくことを期待しています。

※1 O-RANフロントホール仕様:O-RAN Allianceによって策定されているフロントホールインタフェース仕様のこと。DKKも2019年からO-RAN Allianceへ参加しています。

※2 セル:1つの基地局がサポートするエリア
マクロセル:広域なエリアを形成するセル

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