仕事のフロー
高周波誘導加熱装置の開発から保守メンテナンスに至るまでの一般的な仕事のフローと各工程で行われる仕事内容をご紹介します。
開発・設計
高周波誘導加熱装置を構成する加熱コイル、高周波発振機、制御装置、筐体をそれぞれ技術者が分担して、お客様の要求仕様を満たす装置を設計します。また、誘導加熱の新しい用途に向けた研究開発や、発振機の小型高性能化や誘導加熱の新しい用途に向けた研究開発、熱処理シミュレーション技術などにも取り組んでいます。
この事業に関わる先輩
製作
生産管理部門は開発・設計部門が作成した製作図により製作部品や購入部品を外部発注します。製造部門ではそれらの部品をアセンブリし完成品とします。
検査
完成品は品質管理部門が最終検査します。検査項目には、外観検査、性能検査などがあり、すべての検査に合格した製品のみ出荷許可します。最終検査の他にも、外注部品の受入検査、製作工程で行う工程内検査があり、二重三重の検査体制で品質確保に取り組んでいます。
取付工事
製造部門の技術者がお客様の工場に行き、現地で装置の組み立てや調整、動作試験を行います。また、お客様のワークの形状が変わった時に、既設の装置を改良する場合もあります。
保守・メンテナンス
消耗品である加熱コイルの交換や、装置の故障の際に現地に技術者が出張し対応します。また、お客様によっては定期的に点検をご依頼されることもあります。特に高周波発振機は専業メーカでないと技術的に対応が難しい為メンテナンスすることが多いです。